グラウンディング・ハラ — ヒーラーの身体をめぐるお話

目次

「運動をしなさい」

Year1だった頃、当時へなちょこだった私は、人混みどころか人通りの少ない公道を少し歩くだけでも、頭クラクラ足元フラフラ視界グラグラになることをTeacherの一人に相談したところ、そのお答えは、濃い緑色の野菜を食べなさい。強めの運動をしなさい、例えば早足のウォーキングかジョギングを1日に20分、あなたにはヨガなどの運動では足りない。

このことの意味が身をもってわかったのはつい最近のことになります。

ヒーリングと運動。一見、無関係あるいは正反対のものに見えるかもしれません。

しかし、BBSHで学ぶヒーリング技術を実践しようと思うと筋力は必要です。

例えば、一番基本となる「丹田グラウンディング」は、少し膝を曲げて背筋を伸ばししっかりと両足で立つのが基本姿勢。この状態をヒーリング中は保たなければなりません。体の使い方のコツもあるのでしょうが、やはりこの姿勢を30分、40分と保つにはそこそこの筋肉を要します。

またあらゆるレベルにおけるバウンダリーの弱さは、身体レベルの密度を上げることである程度解決します。質量は筋肉=脂肪×3なので、筋力を上げることで自動的に境界線も強まる、というわけです。

筋力を上げるにはなんらかの形で負荷をかけることになり、その際の発汗や気の巡りの活性化によって物質、非物質両方の老廃物を代謝できます。

気が上がりやすい私は足を動かして頭部の過剰な気を下す必要があります。慢性的に気が上がった状態が続くと頭痛や目眩を引き起こします。以前、頭位性の目眩を起こした際にMRI画像では異常なしと診断されても頭部の違和感が抜けずにいましたが、運動をはじめた翌日には数ヶ月続いたその感覚がすっかり抜けていたのでこの推測を得ました。

それからは早足+傾斜でのウォーキングから始め、今は軽いランニングに移行。心拍数145〜150/分くらいで20〜25分、これを最低でも2日に1回動くようになっての予想外の効果は、ヒーリングをする際のキャパというか余裕のようなものがかなりできたことです。

日焼け=炎症ですので皮膚の弱い私に屋外での活動は不向きです。ありがたいことに近所にジムができまして、快適な環境で動くことができています。

この運動習慣は、グラウンディングそのものの立て直しでもありました。

グラウンディングという逆説

日本人の場合は比較的丹田と丹田を通るハララインが整っていると言われています。では、グラウンディングはどうなのでしょう。

体を動かす機会が減り、電磁的なものの恩恵にあずかるほどにグラウンディングは弱くなる可能性が高まります。思考優位になるのもその一因でしょう。

とりわけ、いわゆる「スピリチュアル」な業界に親和性のある方はより一層、グラウンディングの質に留意する必要があるようです。

「スピリチュアルだなんだと言っていられるのは生活に余裕があるからですよ。」

とのお言葉に触れたことがあります。

それもひとつの考え方だと思います。

いわゆる「スピリチュアル」な業界に親和性のある方のグラウンディングは弱い場合が多いのは事実。一方でその日を生き切るのに必死な状態ではスピリチュアルだ何だと言っていられない。目の前にあるのは現実なのですから。皮肉なことにその現実こそがグラウンディングに直結しているのですが。

余談として、ジャンクフードをいただくと身体がびっくりしてグラウンディングが一時的に強くなると教えていただいたことがあります。身体が正常に戻ろうとする力を刺激する方法なのでしょう。

ジャンクでも体に優しいものでも、お食事を美味しくいただくことができるとき、その二次作用で自分の実質が増える感じは確かにあります。

グラウンディングも筋力も、結局のところ身体という有限な器をどうメンテナンスするかという話に行き着きます。

肉体は有限、だからこそ

私たちは限りある肉体を伴った存在でもあります。ゆえにいつかはこの肉体は朽ち果てますが、その日までいかにポテンシャルを下げずに維持するかはメンテナンス次第。

しばしば、「受ける」などの表現を聞きますし、私がかつて関わっていた自称「元・ホメオパス、レメディーを使って魂を癒す人」は、ハンズオンヒーラー定年50歳説を唱えていました・・・肉体が衰え始める50歳以降は健康を維持したままヒーラーを続けるのは難しいとのお考えでした。

また、ある整体師さん自身がおっしゃるには「我々の業界、短命が多い」とも。しかしその後に話は続いて、結局、肚と丹田が整っていれば長くできる仕事なのだ、とのこと。

BBSHに入学したての頃、ヒーリングルームの浄化が話題に上がりました。ホワイトセージを用いてのスマッジング、バーニングポット、塩、音、と色々上がるなかで、意図による浄化があることを教わりました。

そのときはよくわからず、何か道具を持ち出した方がなんとなくできている感じも出るので、そのまま深く追求しないまま数年後にようやく腑に落ちた感覚を得ました。BBSHにおいてハラは意図の次元とされますので、この整体師さんのお話には至極納得です。

もちろん、メンテナンスありきの話で、その整体師さんは定期的なお仲間からの施術をはじめとして、自らを治すアンテナである自分に対する敏感さを維持する努力も同時進行だそう。

私の場合、自分で完結できるセルフメンテナンスは走ることです。

考え方や意識の持ちようを変えることによっても、また、シンプルに身体レベルを動かしてのバウンダリーの健全化は可能であると、現在では理解しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次