BBSH復学〜AS 3卒業までの記録を、旧ブログから再編集してお届けしています。
他の読みものとは異なり、時系列に沿った連続もの(シリーズ)です。
2回目は進級申し込み書類が届いてから宿題に取り組みつつ不慣れな海外渡航の準備をしていた頃のお話し。
「あそこに帰りたい。私のあそこでのミッションはまだ完遂していない」
BBSHの日本撤退後に復学を迷わなかったの理由はこの根拠のない、しかし確信のような感覚に尽きると思う。
「あの1年で起きた出来事に理由があるのであればそれを知りたい。」という思いもあった。
それくらいに2009年5月に学校見学のためにスクール施設1に一歩踏み入れてから始まった「人生の早回し」は自分の想定を遥かに超えていたし、ここには私が知りたいことがあるという直観に従うより他になかった。
BBSHは不思議な場だと思う。
その場に出かけてからようやく何かが起きるのではなく、「行くぞ」と決めたときから何かが動き始める。
実際、復学を決意してから、関連する情報やメッセージが傍観できないほどのペースで届くようになった。
新学年の始まる10月に先だち7月に入るとスクール指定の宿泊施設の予約が解禁された。
幸い日本に窓口があるホテルグループだったために日本語でスクール期間中の予約をすることができたのはありがたかった。
パスポート、航空券、書類、BIP2の選定、宿題のためのセッションのお相手と場所の確保……せねばならないことが雁首を並べている様子には気が遠くなりながら一つずつ片付けていっていたと思う。
今の自分であればどうということもない手続きばかりだが、当時の自分にはどれひとつとっても大仕事に感じられていた。
そのころ、卒業生から教師陣の大幅な入れ替えという情報が届き、かなり動揺した記憶がある。
何より、「あの先生がいるから」と、心理的な支えとなっていた方がスクールを去ったことは大きな衝撃だったし、わたしの不安を大いに増大させることになった。
いてもたってもいられず、在学中の日本人の方とコンタクトをとり現状を教えてもらったり、BIPとのセッションで取り上げるなどして、自分の外側で起きていることと内面の無意識領域との関連性を見つめた。
不慣れで一つ一つ正確にこなさなければいけない事務処理と、内面へのゆさぶり。
「これがBBSHに復学するということなのだ。」とも思った。
復学は10月だったが6月頃には復学課題に取りかかっていた。
なにせ日本語で書いたものを英語にしなければならない。
今のようにAIの翻訳などほとんど存在せず、自分の受験英語の知識をもとに一文ずつ英語にするには時間が必要だったからだ。
課題の内容は、4年を通じて身につけていくサイコ・スピリチュアル・デベロップメント3のスキルについて、Year1レベルの理解を確認する13項目。
転移、逆転移、信念体系、防衛、エゴ——スピリチュアルを標榜する学校の課題は、意外なほど心理学的でかつ現実的だと感じたのは、休学中とはいえYear 1を終えたときには大きく変わっていた周囲の人間関係を通しての経験によるものだったと思う。
新年度の応募書類を作成して送るのも、私が入学した2009年頃はまだ書類を国際FAXで送っていたが、復学の頃にはメールへのPDF添付が認められていた。
些細なことだが、6年の時間の流れを感じた。
応募書類を送り、学費支払いの手続きが完了すると宿題が届く。
そこで気づいた。
新学期が始まる前に、9月2日、16日、30日と3つの締め切りが立て続けにある。
各回2件ずつ、合計6件のヒーリングセッションを誰かに協力してもらわなければならない。
同じことを6年前にもやっているのに、すっかり忘れてしまっていた——、急ぎ知人やレンタルサロンの方に声をかけるとあっさりと協力の返事が届いた。
BIPとの個人セッションも本格的に再開した。
このセッションは生徒は年間18回以上受けることが義務づけられていて、集団の場では拾いにくい個々の問題をプラクティショナーとともに扱う。
自分の外側で起きている問題は、実は自分の内面に原因がある。
外に解決を求めても問題は解決しない。
BBSHで4年かけて学ぶのは、突き詰めればそういうことだと思っている。
準備を進めながら、バーバラ・ブレナンの3冊目の著書『Core Light Healing』4の発売アナウンスが届いた。
BBSHJ閉鎖のころから執筆中と聞いていたが、正直あきらめていたところだったので嬉しかったが、同時に「バーバラ最後の本」というふれこみに、2011年を最後に公の場に姿を現すことがなくなったバーバラ・ブレナンの状態はあまりよくないのだとも思った。
「そんなに素晴らしいヒーラーなら自分の病気はなんとかできないのか?」と尋ねられたことがある。
これに対してはバーバラやBBSHの教師たちが我々生徒によく言っていた言葉を借りて答えていた——「(バーバラも)地球に生きている人間なのですよ」と。
